亀がたくさんゐます

 八幡様の池には、亀がたくさんゐます。その中でも、珍しい大亀がゐます。亀の子どころか、よそで見られないやうな大きな亀です。「あれなら、きつと売れる。」と、太十は、つぶやきました。 その大亀をねらつたところが、思ひのほかたやすく、つかまへることが出来ました。 それでも、つかまへて見ると、あまり...

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まつ白なはつかねずみです

 八幡様にある、はつかねずみの金あみをぬすんで、はつかねずみもいくつか入れて、それを町に売りに行きました。「大きな金あみと、まつ白なはつかねずみです。安くまけておきます。買ひませんか。」 町の人たちは、笑ひました。「そんな物は、いらないよ。」「大きな金あみと、まつ白なはつかねずみですが。」...

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何のへんじもありません

 子供たちは、あちこちさがしまはりました。池の中はもとより、林の中を見まはつたり、やぶの中をかき分けたり、川の中をつゝいたりしましたが、どこにもゐません。「亀さんよう、亀さんようい。」 いくら呼んでも、何のへんじもありません。 さあ、いよ/\心配です。「どうしよう。」「どうしよう。」 ど...

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